アジアカップ2014 2日目
前回に続き、向学のためにアジアカップ2014を見学したレポートです。

2日目の7月27日(日)にはボディー・デコレーション競技が行われました。
これはモデルさんの身体に装飾や被服として着用してもらう目的で作るフラワーデザインの技を競うものです。

午前中に非公開で制作された生花をたっぷりとあしらった作品を黒いドレスを着たモデルさんの頭や首、肩など身体全体につけていき、さらに生花やグリーンやその他の材料を付け加えていきます。
これを30分で仕上げてそのあとモデルさんがウォーキングするファッションショーが行われます。

この日も無料の立見席は満員になってしまいましたので、3階のハイビジョンで中継映像を拝見しました。

ヘッドドレスやブーケのみならず、作品自体がドレス!といったものまであり、舞台上の世界のトップフローリスト達は次々とその作品をモデルさんに着せていきます。

ピンやワイヤーなどでモデルさんが怪我をしてはいけませんし、着用してウォーキングする際に剥がれ落ちたりしてもいけません。

生花や植物がメインの作品でなければいけない、ということですが、その他に様々な素材がメカニックスや生花を引き立たせるために使われています。

作品は実に様々です。どれもため息が出るほど素晴らしいものばかりです。

ワイヤーなど金属素材のものを使えばキラキラと輝きます。

花びら等を糸や紐のようなものに通して腰から下げれば、モデルさんが動くたびにゆらゆらと揺れるのが美しいです。

自然素材も花や葉などの他にドライ素材や木片や樹皮や竹、紙、布といったようなものも使用されているのかな…と思いました。

有料のパスを持っていないとこの競技の作品は実際に間近で直接見ることができませんでしたので、それがちょっと残念でした。
ボディーデコレーション競技以外の作品は全て無料で見ることができるので、穴があくほど何度も見てきました。

競技には関係ありませんが、舞台上ではアクアグルー(生花用の接着剤)を手に最終調整をされている競技者がいましたので、アクアグル―の接着力はすごいんだな…とちょっと思いました。
私はプリザーブドフラワーのお花屋さんなので、グル―はいつも熱いのを使います。

最後にモデルさんたちがウォーキングするのですが、その際には作品が実際に動くわけですから、動いたときに揺れたりして、作品の表情のようなものがパッと輝きます。
逆にモデルさんが動きづらそうだと、作品の魅力も少し減ってしまいます。

モデルさんが着用している作品をとても気に入って、歩きやすそうに楽しそうにウォーキングされていると、作品自体の魅力が増える気がします。

見ている私自身が好みのデザインのものですと、それを作る為に必要なスキルが高いとか低いとかに関わらず、単純にこの作品はきれいだなぁ…と思ってしまいます。

ボディーデコレーションは着る人が嬉しくて楽しくて美しいなぁ、と感動して気分も上がってしまう!
というものが一番なのでしょう。

見ていてとても楽しい競技でした。3年後にもし日本で開催されたらきちんとお金を払って指定席で競技を見たいと思いました。

ということで、主催者さんに無断でレポートしていますので、作品の写真の投稿は遠慮しておきます。
代わりに柴犬のはなちゃんのかわいい写真を投稿します(笑)。
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by sarcococca | 2014-07-30 16:41 | 花修行の話
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