アジアカップ2014 フラワーデモンストレーション
今回もアジアカップ2014で見てきたことを書きとめておきたいと思います。

沼津市のプラサヴェルデで行われたフラワーデザイン国際競技会、アジアカップ2014。
7月27日(日)の午前中には日本の著名なフローリスト、平井昭臣氏、堀文則氏、新井光史氏によるフラワーデモンストレーションが行われました。

中でも堀文則さんのデモンストレーションがおもしろかったです!!!

舞台に堀さんが登場すると、まずエノコログサとベルテッセンでスパイラルブーケを作り始めました。
あっという間にブーケができあがると、既に舞台に置いてある黒い長い脚の上の丸い金色の平らな花器の上にそのブーケをセットします。

エノコログサやベルテッセンの茎はとても細く、軽いブーケだと思いますので、そのまま置いただけでは安定感がないかな…と想像されます。
どのように置くのかな…と見ていると、墨のように真っ黒い長い竹が一本用意されました。
遠目で見るとその竹でブーケの上からグサッと突き刺したような感じでブーケが固定されました。
台座の黒い細長い脚と金色の花器と墨のような黒い長い竹がエノコログサのブーケをグサッと突き刺したようなイメージです。
全長3メートルぐらいはあるかと思われる静かでダイナミックな花のオブジェの一部ができあがりました。

そのブーケの左側(客席から向かって)にも既に2つのアレンジメントが置かれています。
ガマの葉のような細長い斑入りの葉がたくさん束になって、花器にずぼっと真っ直ぐに活けられたようなイメージです。
舞台上には大きいのとやや小さ目のグリーンのアレンジが2つ。その隣には先述のブーケのアレンジが1つ。さらにその隣にグリーンのアレンジが1つ。

堀さんは全体を眺めてバランスを考えながら、大きめのグリーンのアレンジの葉を少しずつ抜いていきます。
考えてはまた葉を抜いて、そしてまた抜いて…

なんと!!!
全部の葉を抜いてしまいました!!!

すると、そこに現れたのは1輪のベルテッセンと少しのエノコログサ!!!
涼しげでかわいいです。

葉を抜いていないグリーンのアレンジの隙間からも1輪のベルテッセンが控えめに覗いています。
そのグリーンのアレンジメントの上から、またもや長い黒い竹を1本、今度は横にして地面と平行にした向きで、そのグリーンの中にグサッと差し込み、それがどういう仕組みか、倒れずにふわっと空中に浮いたまま長い竹が安定してとまっています。

なんとかっこよいパフォーマンスでしょう!!!

ひとつ、ひとつお花を抜いていく…というデモンストレーションは日本の美意識にかなっているなぁ…
と思いました。

面白く、美しい数分間でした。
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by sarcococca | 2014-07-31 17:00 | 花修行の話
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